あけおめ御節

皆さま、明けましておめでとうございます。
いよいよ今年は平成最期の年になりました。
このまま行ければ、昭和、平成と二つの元号の時代から新たな年号となる三つの時代を生きることになりそうだ。
健康第一とはいうものの、あちこち油が切れって来た。ここらでギアチェンジして、少し違った暮らしをしたい。
今年のキーワードは、ズバリ「生き方改革!」。
年末年始は中国旅行に行ったので、今年の正月おせち料理は一月五日(土曜日)の朝に食べた。
今年は質素にお雑煮が中心だ。紀文のカマボコ、伊達巻、数の子替わりのタラコ。欠かせないのは、なんと言っても、酢蛸に黒豆。
雑煮は醤油仕立ての関東風澄まし汁だが、出汁には焼きアゴを使ってある。
お餅は鳥取から送ってもらった特製栃餅。これがうまい。
中華料理もいいけれど、日本の食べ物がなんと言っても一番だ。
中国辺境ぶらぶら旅行の詳細は写真を整理してからゆっくり載せたい。

年末三連休

この年末三連休は忙しかった。
先週に引き続きカンちゃんがパソコンを担いで泊まりに来た。
先週辿り着かなかったリンゴを認識するプログラム作成の続きをするのが目的だ。
リンゴを動かすと認識するプログラムが出来たが、精度がいまいちだし、静止状態では認識できない。
いつのまにかOpenCVの活用ではなく教師あり機械学習に踏み込んでなんとかここまできたものの、目指すゴールには到達できなかった。
夜、冬至の日恒例のゆず湯に一緒に入り、カボチャのサラダを食べた。

連休中日の昨日は、午後からコンサートを聴きに行く予定があるカンちゃんは一泊で帰って行った。
プログラム開発の続きは年明けになる。それまでに勉強しておかなければならない。
テレビを点けると平成最後の誕生日となった天皇陛下のコメントが心に響いた。
特に皇后への労いの言葉が心に残った。
午後になって雨になり、カンくんを駅まで送って行ったあと年末のあいさつ回りに備えて床屋に行きさっぱりする。
夕方は年賀状と歳暮の礼状を書いて過ごした。
年に一度の年賀状書きではあるが、もういい年だから少しづつ枚数を減らすことにした。
ことしは昨年の3分の2にした。
今日の朝は曇り、昼頃になって陽が差した。あまりに運動不足なので横浜散歩に出かけた。



横浜駅から海沿いを歩き、みなと未来のモンベルでこの冬の帽子を買った。さらに赤レンガ倉庫で開催中のクリスマス・マーケットに歩いて行き、グリューワインとソーセージを食べた。
北風が冷たかった。海辺は風が強い。ワインがみるみる冷めてゆく。
クリスマスマーケットはドイツ風が定番なのに、なぜかロシアのマトリョーシカ人形が売っていた。不思議だ。
大桟橋に停泊する飛鳥Ⅱ(50,142トン)を目の前に眺めながら初めて飲んだグリューワインを美味かった。


腹ごしらえを終えてまた元町まで歩いた。
たまたま大桟橋の反対側には26日に南半球一周に出港するピースボート(オーシャンドリーム号、35,265トン)が停泊していた。
大きな船だけれど、飛鳥とくらべるとまるで小舟のようだった。
家内の友人がこれに乗る予定になっている。
船旅にも憧れるが、三ヶ月も船に乗り続けたいとは思わない。せいぜい一か月が限界だろう。
いろいろ指定されるドレスコードも鬱陶しいし、・・・(まあ実現はしないだろうけれど)。


おしゃれな元町はクリスマスなのにシャッターが閉まったままの店が目について寂しい。
恐竜の模様がプリントされた個性的なパジャマが売っていたのでヘイちゃんに買ってあげたかったが、残念ながらサイズがなかった。
さらに関内まで戻って疲れたのでバスに乗って帰ってきた。
クリスマス・イブの今夜の食事は広島から送ってもらった殻付き牡蛎を焼き自家製おでんを食べた。
昼にソーセージをたくさん食べてしまったので、定番の鳥料理は食べず、晩酌もワインでなく、ハイボールを飲んだ。
来年以降も年末の祝日は残るのだろうか、少しだけ気になる。たぶん来年は毎日が休日だろうから関係ないかもしれないが。

機械学習合宿

この週末は孫のカンくんとパソコン合宿だ。
今回のテーマは教師あり機械学習の物体認識。
分類器カスケードの自作という、かなり専門的な課題だ。

カンくんは自分のパソコンを担いで朝5時半に自宅を出て我が家に夜明け前に到着。
りんごを識別できるようにすることが最終目的だが、上手く行かない。
焼き芋を食べたり、葡萄やりんごのおやつを食べながら試行錯誤するが思ったように進展しない。
午後は昼寝もせず、近くで火事があったので、火事場見物を兼ねて本屋に行った。
消防車でごった返す通称箱根通りと呼ばれている駅前商店ではまだ火元から煙が出ていた。
火事場を横目に見て、デパートの書籍売り場やパソコン売り場を二人でうろつくが求めている目的にかなった専門書は見つけられなかった。ついでにショーケースに入った顕微鏡も眺めてきた。
カンくんの今年のクリスマスプレゼントは理科室が希望らしい。
流石にこれは大き過ぎてリボンをかけられないし煙突から入れられないから、サンタさんも希望には答えられないだろうなあ。
顔認識はすでに既存のopenCVのサンプルコードで成功しているが、日が暮れるまで悪戦苦闘したけれど分類器の自作は思ったように進まなかった。
課題達成には、明日の日曜日も夕方まで1日かかってしまいそうだ。

伊豆修善寺温泉の足湯三昧

この週末は予定が変わって時間が出来たのでドライブに出かけた。
特に行きたい目的地があったわけではないから、まだ行ったことのない伊豆修善寺温泉に行ってみることにした。
先月、7年目の車検を機にカーナビも更新したので、道路案内は最新版だ。
東名高速から新東名に入り高泉三島インターで降りて一般道を走り、カーナビ嬢の言うとおりに走って
2時間余りで修善寺の目の前に着いた。

有名な修善寺温泉は初めての訪問だった。



こじんまりとした街並みにお土産屋や名産の椎茸屋がひっそりと軒を連ね、
そぞろ歩きが気持ちいい。
ここが鎌倉幕府のゆかりの地だと初めて知った。
源頼朝によって開かれた鎌倉幕府の二代目将軍頼家が暗殺された地だそうだ。
頼家の質素な墓のすぐそばには母である北条雅子によって建てられた指月堂が佇み
金箔の釈迦如来像がおどろおどろしく安置されていた。



すでに紅葉の盛りは過ぎていたけれど落ち葉を踏みしめて散策すると心が和む。
川の中の独鈷の湯で足湯を使い、向かいのベンチで持参の握り飯を食べてのんびりして
あとはまた一目散に帰ってきた。帰宅は午後3時だった。
夕食は、先日の香嵐渓の旅で勝ってきたリンゴのシードルを飲みながら
卓上アヒージョに挑戦した。
旬の柴エビとシイタケの絶妙な組み合わせが絶品だった。
日が暮れてT先輩からお歳暮に津軽のリンゴが届いた。

紅葉の高尾山

12月最初の日曜日。午前中、高尾山に紅葉探索に行った。
10月に訪れた時はまだ早すぎたので、11月中にもう一度来てみようと思っていたが月が替わってしまった。登山口のケーブルカー乗り場あたりは今が最盛期。


今回は6号路を登り、稲荷山コースを下ってきた。7時過ぎから歩き始めて登りノンストップで1時間10分、下りはのんびり写真を撮りながらで1時間5分だった。

頂上付近はももう葉が落ちてしまっていたが、まだまだ紅葉が綺麗だった。
高尾山全体の紅葉の見頃は11月の下旬のようだ。
先日、恵那峡のおみやげ屋で買った孫の手が広場の土産屋で百円安く二百八十円で売っていてがっくり。
前回車を止めた道沿いの蕎麦屋の駐車場は500円値上がりして一回1500円になっていた。