2019-01-01から1年間の記事一覧

麗江ぶらり旅〜(その6)食は命の泉

中国料理の特徴は南淡(ナンタン)、北鹹(ヘイシエン)、東酸(トンスアン)、西辣(シーラー)と言われている。南方料理はあっさり、北方料理は塩辛く、東方料理は酸味があり、西方料理は辛味が強いという意味だ。 中華料理が好きなのは亡父が中華料理好きだったこ…

麗江ぶらり旅〜(その5)はるかな長江

この旅ではまったく予期していなかったいくつかの出来事に遭遇した。 ひとつは長江との出会いだった。 旅も終わりに近い1月2日の午後、空港へ向かう途中、麗江から西へ50キロメートルにある石鼓(せきこ、シークー)古鎮を訪れた。そこが、一生涯忘れないこ…

麗江ぶらり旅〜(その4)トンパ文字と東巴文化

今回の旅行のもう一つの楽しみはトンパ(東巴、Dongba。中国語の発音ではトンバに近い)文字を持つ東巴文化の歴史に接することだ。 トンパ文化はナシ族によって受け継がれてきた固有の文化で文字は世界記憶遺産に認定されている。麗江古城のあちこちの看板に…

麗江ぶらり旅〜(その3)玉龍雪山とナシ族の文化

麗江周辺に暮らす少数民族のナシ(納西)族にとって万年雪を抱く玉龍雪山は神々の住む聖地だという。 標高5596メートルの高山は雲に覆われて麓から頂を見ることができないことが多く、広州に立ち寄った際の地元のバスガイドからは眺めることができる幸運を祈…

麗江ぶらり旅〜(その2)麗江はワンダーランド

雲南省は地図で見ると小さく見えるが、面積はほぼ日本と同じで、麗江は大きな省都の昆明や隣接する大理とともに雲南を代表する一大観光地だ。 地理的には昆明から北西600キロ、大理から北に200キロ離れた場所にある。 金沙江(揚子江上流)を挟んで、有名な…

麗江ぶらり旅〜(その1)麗江は遠い

もともと地理と世界史が苦手なので、国外の観光地はどこがどこなのかまったく判らない。 旅行に行く時もあらかじめ下調べをしないので、行き当たりばったりでどこに行ったのかは帰ってから調べることがほとんどだ。 今回もガイド本の定番「地球の歩き方」を…

雲南省北部の古都、麗江の旅・旅程

ぶらり麗江、古都滞在の旅6日間(12月29日羽田発、1月3日羽田帰国)。 1日目 羽田発(14時35分 中国南方航空CZ386)−広州白雲国際空港着(現地時間19時45分 、時差マイナス1時間)。1泊目 花都新世紀酒店(New Century Hotel 20時15分着)。 2日目 朝ホテル…

あけおめ御節

皆さま、明けましておめでとうございます。 いよいよ今年は平成最期の年になりました。 このまま行ければ、昭和、平成と二つの元号の時代から新たな年号となる三つの時代を生きることになりそうだ。 健康第一とはいうものの、あちこち油が切れって来た。ここ…