2015-01-26 横綱相撲 雑感 白鳳が大鵬の優勝記録を更新した。 巨人、大鵬、卵焼きの世代には複雑な心境だ。 いつも行く床屋のおかみさんは大の相撲ファンだ。 でも白鳳が大嫌いだと言う。 勝ち負けを越えて、相撲には横綱相撲という本来あるべき姿を語る言葉がある。 堂々と格下の挑戦を受け、引かず、ひるまず、受けて立つのが横綱の美学だ。 横綱らしい品格が相撲の伝統を繋いできた。 勝てばよいのが相撲ではない。 でも白鳳の相撲には欠けるものがある。 ましてや審判を批判するようでは、美学とほど遠い。 横綱の資格なしと言いたいが、強いことは確かだ。 相撲ファンとしては、作法も勝負も美しい横綱の出現が待ちどおしい。